
パッカーズの思い
最近アルフレッドアドラーへの共感が絶えない谷口です。
当店の考え方を少しだけお知らせします。
最近お客様からのクチコミより、お褒め頂くことが多くなりました。
自動車業界は一時向かい風の時期があり、
当店もその煽りを受けたときもありました。
もちろん不安に思われながら車を購入する方々も未だ多くおられると推察します。
その背景には、歪な業界体制の存在があると思います。
・総額表示で買えない
・強制的な保証料、オプション付帯
・車両の状態の不透明さ
・値引きができる
など多々あると思います。
しかしながらパッカーズでは上記の不安をできる限り減らす運営を行っています。
業界として「あたりまえ」と思われることを疑い、
お客様に対し誠実であることを社員に求めているため、
そもそも仕事にも社会にも誠実な社員しかいません。
そんな社員の意見を最大限活かした店舗づくりを行っています。
「当店はこういうやり方です。」
「こういう方針です。」
などしっかりとお伝えすることが「誠実」と捉えます。
お客様と企業は対等であり、どちらにも選ぶ権利があるはずです。
当店のやり方にご納得いただけない場合はご利用いただく必要はございません。
決して安くはないお買い物なので、無理に納得いただく必要もないかと思います。
だからこそ当店としては「できる」「できない」を明確にお伝えするようにしています。
なお、一番お問い合わせで多いものは、やはりお値引きやサービスに対してです。
結論から言うと、当店では一切のお値引きやサービスは行っておりませんし
社員に対し許可もしていません。
そもそも新車と違い中古車は定価がないため、本来であれば値引きはできないものです。
もしお値引き行う業者がいれば、それは適正価格ではない可能性が高いです。
中古車は日々相場が変動するため、その時々での適正価格にしています。
私も営業をやっていたからよくわかるのですが、
そもそも値引きありきの値段設定にしていたりと、業界の闇というべき部分が多分にあります。
そういう一見業界としてはあたりまえのシステムを見直し、
誠実な運営を行うことが今後の社会を生き抜く条件だと私は捉えています。
また値引きを一切言えないお客様もおられます。
値引きありきの社会ではそういった方々が必然的に損をしてしまいます。
なぜ同じお客様なのに、値引きを言えるお客様は得をして、言えないお客様が損をするのか。
私が営業活動を行う中で一番強く疑問に思ったところです。
ならば「値引きの必要のない適正価格で販売すること」
社員には「値引かないこと」(値引きは当店を利用いただくすべてのお客様への不義理になるため)
これらを徹底しています。
値引きをし出すと、お客様の心理としては「まだいけるんじゃないか?」と思ってしまったりします。
そうなってくるとお客様とお店との信頼関係も崩れてきますし、
社員としては「こんだけ値引いてるんだから手を抜こう」などの思考が生まれてしまいます。
だからパッカーズでは「値引きは行わない」ことを徹底しています。
企業としての責任として、お客様を守り、社員を守ること。
「値引きをしない」ただそれだけでどちらも守れると思っています。
こういった取り組みが奏功し、お客様からの嬉しいクチコミが増えていると実感しています。
今後とも誠心誠意、安心して利用できる店舗づくりに励むため、
社内外問わずみなさまの忌憚なき意見をお待ちしております。

この記事を書いた人
株式会社シェルパ 自動車販売事業部 部長
執行役員兼パッカーズ店舗マネージャーの谷口です。
国産スポーツカーや、プレミアムな車が大好き。
唯一無二なことや物が好きで、常識に囚われず人と違うことをしていきたい人。
今は主に社員教育、会社の運営方針の策定、
本社である広告事業部との連携など行っております。
(実は本社は広告事業なんです!)
直接お客様と関わる機会は少ないですが、
お客様に満足頂けるよう、社会に貢献できるよう、頑張っていきます。